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『熱波師の仕事の流儀』サウナーヨモギダ著をご紹介!これを読めば熱波師のことが分かる!サウナをもっと好きになる!

2021年9月9日に発売した、サウナーヨモギダ著書の『熱波師の仕事の流儀』をご紹介!

本書がより深く熱波師のことを知り

より深くサウナを楽しむ

きっかけになれば嬉しい

『熱波師の仕事の流儀』

まさに帯の最後に書かれていた一文の通り、熱波師のことが知れてよりサウナを知り、サウナが好きになる一冊です!

熱波師に興味がある方は必須だと思いますし、サウナのことをもっと知りたい方にはオススメの一冊!

初心者の方には???という部分もあるとは思いますので、サウナー中級者向けの本かと思います。

そもそもアウフグースを受けるのは中級者ですもんね。

それでは解説していきます!

本書のオススメポイント

  • 7人の有名熱波師の熱波師になった背景やなぜここまで有名になったのかが簡単に分かる。
  • 熱波師とアウフギーサーの違いがわかる
  • 熱波師になるには何が必要かわかるかも?
  • 全員の熱波を受けたくなる!

有名熱波師の生い立ちがわかる!

一人ずつの熱波師の背景は本書を読んでもらって欲しいので、感想のみを。

ラインナップは下記の通りです。

  1. 箸休めサトシ
  2. レジェンドゆう
  3. 渡辺淳一
  4. 宇田蒸気
  5. 大森熱狼
  6. 五塔熱子
  7. 井上勝正

唯一受けたことがあるのは箸休めサトシさんで圧巻のパフォーマンスだったのを覚えてます。五塔さんはお会いした事はあるが、受けた記憶はない、、、チャンスを逃した感じですね。

そんなことはさておいて、本当に熱波師と言っても色々な方がいらっしゃいます。。

お笑い芸人の芸人熱波師の方や、元プロレスラー、アウフグースを日本に持ち込んだ人から、会社員、フリーのアウフギーサーなど。

レジェンドゆうさんは松戸出身とのことで、どこかでみたことあるな〜と思ったら定期的に松戸でアウフグースをされていたんですね。昔住んでおりましたので。

とにかく皆さん全く違った環境で、違った考え方を持って熱波師として取り組んでいらっしゃるのがとても伝わる内容です。

サウナ歴は6年ほどですが、ここまでサウナブームになってるのはここ2年ほど。

でもこの方々はこんなにブームになる前から熱波師をやっており、このサウナブームの勢いをつけ、不動のものとした方々だと思いました。

正直熱波師の方の名前を僕は覚えていおらず、施設やイベントの盛り上げ役だとしか思っていませんでした。

本書を読む前はいい風さえ送ってくれればいいし、暑くしてくれればいいとばかり思ってました。

もちろん盛り上げる系の熱波師の方のパフォーマンスはショーを体験してるかのようにとても興奮するものだとは思っておりますが、ただ、ロウリュウして仰いでくれるだけでも個人的は満足です。

おそらく大半のサウナーは同じ感じだと思います。

でもこの本を読むと熱波師がどれだけ本気でサウナーを楽しませようとしているのか、安全に気を使っているのかなど、本当に関心しました。

というか今までアウフグースを軽く考えていたのが恥ずかしくなるほどの、プロフェッショナル感が感じられました。

今度からはこういった背景も感じながら熱波を受けたくなる。そんな内容となっております。

熱波師とアウフギーサーの違いは?

まず熱波とはなんなのかという所から解説を。

熱波とはその名の通り暑い風の波。熱波師はその暑い風を送る人です。

アウフグースはドイツ語で、そちらを日本語に訳した物が熱波だと一般的には広がっております。

アウフグースとロウリュウもよく間違える方がいらっしゃいますが、ロウリュウとはサウナストーンに水やアロマ水をかけて蒸気を発して湿度を上げ、体感温度をあげて汗を出させることです。

そこから風を送る事をアウフグースといい、送る人をアウフギーサーといいます。

ロウリュウはフィンランド語で「蒸気」

アウフグースはドイツ語で「沸き出す」という意味です。

本書ではアウフギーサーと熱波師の違いをこう解説しております。

アウフグースはタオルをシャグリングのように回してその技術をショー的に行い、エンターテイメント性に高めており、ショーアウフグースとも呼ばれている

一部抜粋

アウフギーサーはマナーがあって、それに従っているそうです。

熱波師は単純にタオルなどで仰ぐ人の事です。

タオルをピザ作りのように回したりするパフォーマンスをするのがアウフグース。

簡潔に言うと熱波師のかなでショー感覚を取り入れてるのがアウフギーサーなのです。

熱波師には何が大事なのかわかる。

色々な熱波師の方が言うには何よりも安全を第一に考えているという事ですね。

無理させなかったり、色々な事を考えてやっている方々ばかりですね。

自分が主役となり、ショーを盛り上げる人もいれば風が主役という人もいる。

色々な意見はありますが、お客さん本位の仕事という事が伝わってきますね。

全員の熱波を受けたくなる

もうこれに尽きます。背景を知ってしまった以上ここに書かれている方々の熱波を受けたくなる事間違いなし!

今後はそのレポートもして参りたいと思います。

最後に!

サウナブームで熱波師に興味がある人もいますが、温泉施設も飲食やアパレルと同じ薄利多売のビジネススタイルなので、過酷な仕事だと言うことはわかってもらいたいかと。

でもやっぱり自分の仕事にプライドを持ってやっている方々は輝いて見えますよね。

熱波師の人には今まで注目はしていませんでしが、これからはもっと興味を持ってサウナ活動を楽しんでいきたい、そう思わせる一冊となっております。

ぜひ皆様も熱波師の活躍を体験して見てください!