第一回目の講座はサウナといえば『ととのう』
実際『ととのう』と言う経験をしたことがない人はどういう状態なのかがわかりにくいですよね。
サウナに行っても何がととのった状態なのかわからない。そんな方に向けて科学的根拠や実体験をもとに説明させていただきます。
有名ビジネスマンがサウナにハマってるのは知って調べたけど、ととのうってなんだ?と言う疑問に答えて参ります。
講座と言っても肩苦しくないので、ぜひ最後までご覧ください!
結論
ととのうとは、体がリラックス状態になっており、眠ってもおかしくない状態にもかかわらず、頭が冴えに冴えきっている状態です!
個人的には瞑想の最高級の状態!
なかなか瞑想をしてる人もいないので、わかりやすく言うと、
『独り人類補完計画』です!
頭だけがはっきりして、他の全てが世界と一体になっている状態です!
はい。おそらく同年代の30代後半以降の人なら分かってくれると思います!
ととのうとはどういうこと?
今回はととのうと言うことについて学んでいくよ!
サラリーマン
ととのうってサウナに入ればととのうんですか?
サウナ・水風呂・外気浴(休憩)を一つのセットと考えて
最後の休憩の時にととのえます!
サラリーマン
どういう状態の時がととのったとわかるのでしょうか?
眠っているかのように体はリラックスしてるのに
頭は冴えてる状態で、脳だけトリップして、
世界中の全てに感謝したくなる状態です。
サラリーマン
なんか危なそう。。。
どうしてそうなるんですか?
では科学的根拠を解説していくよ!
『ととのう』の科学的根拠は?
なぜ休憩の時にととのうのか?
2つの要素が大事で、自律神経とアドレナリンが要因なんです!
サウナは熱く、水風呂は冷たいので交感神経(ストレス)が活発になる時に血中アドレナリンが沢山出るのですが、休憩の時は副交換神経(リラックス)が活発となるので、体はリラックス状態になります。
神経(体)の切り替えは早いので休憩時は体はリラックスしますが、血中アドレナリンは水風呂のピークを境にゆっくり下がっていきます。
つまり副交感神経でリラックスしているにも関わらず、脳や血中には交感神経(ストレス)が活発の時に出るアドレナリンが流れているので、普段ではあり得ない状態となっているんです。これが『ととのう』と言う現象なんです!
この、ととのいやすい状態も2分と言う短い間ですので、水風呂に入ったらすぐに体を拭いて椅子に座って休憩してくださいね。
2セット目や3セット目で、体内の中心の温度が上がるので、この乖離が大きくなってととのいやすい人も多いですが、こればかりは人によるようです。
ととのう時に脳はどうなるの?
ととのうとはアスリートのゾーンのような状態となり、脳の疲れが取れてスッキリするんです。
ととのうと言うよりはサウナ全体の話になりますが、
サウナに入ると脳波(デルタ波)が下がって覚醒するんです!デルタ波とは意識がある時は下がって、上がる時は意識がなくなる脳波なんです!
朝サウナが人気なのも納得ですね。
デフォルトモードネットワーク
何もしていない時に80%のエネルギーを使っていて、集中している時は5%しか使っていないので、脳の疲労が少なくなるんです。
そして集中した後は脳がスッキリするんです。
これがデフォルトモードネットワークと言います。
長時間没頭しても疲れていない経験などはないでしょうか?
仕事でもいいですし、ゲームでも気づいたらこんな時間が、、、でも疲れていない!なんてことありますよね?
その状態をサウナは強制的にやってくれるんです。
もちろん薄暗いサウナ室で瞑想をするのもいいんですが、サウナ終盤は暑さを堪えるので必死で、「暑い暑い暑い」以外考えられないんですよね。
この状態がデフォルトモードネットワークなんです。
水風呂も「冷たい冷たい冷たい」となるので、強制的に脳の負担を減らせるのが要因となります。
他にはどう言う風に『ととのう』を表現しているのか
ととのうと言う感覚が本当に人によっても変わるので、いろいろな書籍からも見てみようと思います。
休憩時は、副交感神経が活発化してリラックスしつつ、体内に残ったホルモンによって研ぎ澄まされる。
ボーッと気持ちいい上に覚醒しているような状態
るるぶ サ活
眠くはないけど、リラックスして、同時に意識が晴れている状態。頭がスッキリしたと実感できた時に「ととのった」と感じる
最強サウナ超入門
『ととのう』と言う状態を言葉で表すのは難しく、「ふわっとした浮遊感がある」「頭が真っ白になる」と言う人もいる。一言で言えば、「非常に調子のいい状態」を指す。
サウナを極める
『ととのう』と言う感覚はディープリラックス、恍惚感、開放感、多幸感・・・そして再起動!
サウナー・ブック
『ととのう』と言う状態を一言で言うならば「心と身体がリフレッシュされあ、調和のとれた理想的な状態」であろう。
人生を変えるサウナ術
どの著書も身体は休まってて、さらに脳も覚醒している状態という事を表現してますね。
まとめ
『ととのう』とは
交感神経と副交感神経の急速な切り替えにより神経と血中ホルモンの差に乖離が生まれ、体はリラックスしているのに、脳は活性している状態!
と言うことになります。
はっきり言って現在の社会では色々な情報が飽和しており、人間の脳の処理が追いついていません。
仕事でもストレス社会となっているので、本当に心身ともに疲弊します。
そんな時はぜひサウナを試してください!
身体も休めますし、『ととのう』こと(もちろんととのわなくても)で脳も休めるので、現代のビジネスマンにはオススメです!
ぜひサウナに行って、『ととのう』を体験してください!
最後にサウナブームを牽引する『サ道』の『ととのう』と言う表現を見てみようと思います。
じーんと身体がしびれてきて
ディープリラックスの状態がやってくる
血液が身体中を駆け巡り脳に酸素が行き渡る
やがて多幸感・・・
サウナトランス
ととのったぁあああああ
マンガ サ道